REW測定結果の読み解きツール

部屋は測った。
その意味を、読み解く。

REWは山を見せてくれます。このツールは、どの山が問題で、原因は何で、どれがEQでは直らないのかを教えます。

前壁後壁上から見た図奥行 4.50 m × 幅 3.40 m × 高さ 2.50 m
5 dB: 均一な低音22 dB+: 山と谷が大きい
リスニング位置スピーカー
4.5m × 3.4m の部屋での低音均一度の予測

無料、登録不要。測定ファイルはブラウザ内で解析され、アップロードされません。

これまでのやり方だと一週間かかる

  1. 1.測定用マイクを買い、REWを入れ、スイープの流し方を調べる
  2. 2.グラフが5枚できあがるが、どの凸凹が問題なのかわからない
  3. 3.「測定結果の見方を教えてください」とスクリーンショット3枚つきで掲示板に投稿する
  4. 4.2日待つ
  5. 5.互いに矛盾する回答が4件つき、うち2件は「吸音材を買え」と言っている

ここで得られるもの

  • 専門用語ぬきの診断

    「41Hzの+9.2dBのピークは、部屋の長さ方向の一次モードです。リスニング位置はその音圧最大点の94%にあたります」。グラフの読み方講座ではなく、答えそのものを返します。

  • 優先順位のついた対策リスト

    まず無料でできることから。椅子を40cm動かすほうが、たいていの買い物より効きます。次にベーストラップ、そのあと吸音パネル。EQは最後です。EQは「今の部屋」に合わせて作るものだからです。

  • 原則論ではなく、数量と位置

    コーナートラップ4本、パネル6枚、そして各壁の貼る位置を鏡像法で算出した実寸で。すべて前壁からの距離、メートルでもフィートでも表示します。

  • EQについて正直なこと

    すべての問題を「EQで直る」「EQで多少ましになる」「EQでは絶対に直らない」の3つに分類します。お金を節約してくれるのは3つめのリストです。

ほとんどの人がやってしまう間違い

周波数特性にはピークとディップがあり、パラメトリックEQで両方を平らにしたくなります。ピークにはそれで効きます。しかしディップの多くにはまったく効かず、それを確かめるためにヘッドルームを失うことになります。

EQで直る

共振

ルームモードはエネルギーを溜め込み、ゆっくり吐き出します。カットすれば共振に入るエネルギーが減るので、レベルも下がり、尾を引く時間も短くなります。ここではEQは本物の解決策です。

EQでは直らない

打ち消し

壁で反射した音が逆位相で戻ってきている状態です。ブーストすれば直接音も反射音も同じだけ大きくなるので、打ち消しはそのまま残ります。残るのは熱いアンプと、同じディップだけです。

EQでは直らない

長すぎる残響

音が止まったあとも部屋がエネルギーを放出し続けている状態です。フィルターは入るエネルギー量を変えますが、抜けていく速さは変えられません。変えられるのは吸音だけです。

この2つは周波数特性のグラフ上では見分けがつきません。区別するには部屋の寸法と、スピーカー・壁・耳のあいだの距離が要ります。このツールがそれを尋ねる理由であり、答えを出せる理由でもあります。 詳しい解説はこちら

3ステップ

  1. REWから書き出す

    File → Export → Export measurement as text、スムージングはNoneに。RT60の書き出しがあれば一緒に。

  2. 部屋を入力する

    寸法3つ、座る位置、スピーカーの位置。誤差5cm程度なら十分です。メートルでもフィートでも。

  3. レポートを読む

    スコア、注釈つきグラフ、問題ごとの解説、優先順位つきの対策リスト、そしてEQで直るものだけに手を入れたフィルター設定ファイル。

よくある質問

どんなファイルが必要ですか
周波数特性測定のテキスト書き出しです。REWで File → Export → Export measurement as text、スムージングはNoneにしてください。RT60タブからRT60データも書き出しておくと、貼る場所だけでなく必要な吸音量まで算出できます。
.mdatファイルは読めますか
読めません。.mdatはREW独自のプロジェクト形式で仕様が公開されていません。テキスト書き出しには同じ測定データが入っており、5秒ほどで作れます。
なぜ部屋の寸法を聞くのですか
寸法がなければ、63Hzのピークはただの63Hzのピークだからです。寸法があれば、それが2.7mの寸法による長さ方向の一次モードであること、リスニング位置がその音圧最大点の91%にあたること、そして40cm動かすほうがどんなフィルターより効くことまで言えます。
測定ファイルはどこかにアップロードされますか
されません。解析はすべてブラウザ内で完結し、サーバーには何も送られません。1件あたりのサーバー費用がゼロなので、無料で提供できています。
吸音材の数量はどのくらい正確ですか
部屋の容積と測定した残響時間からのSabine推定で、100mmグラスウールの公表吸音率を使っています。パネル1〜2枚の誤差に収まるはずで、材料を買うには十分です。設置位置(コーナー、一次反射点)は純粋な幾何計算なので、この推定の精度には左右されません。
音響コンサルタントの代わりになりますか
ふつうの直方体の部屋にふつうのステレオという条件なら、コンサルタントが最初に確認するのと同じことを、現地調査ではなく数秒で答えます。変形した部屋、他の空間と繋がっている部屋、ゼロから作る案件なら、人を雇ってください。

デスクトップに測定ファイルが眠っていませんか。

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